平均レバレッジは約85倍
TCFRは今回、為替証拠金会社を対象にアンケートを実施。金融危機を経て個人投資家にどういった投資スタイルの変化が見られたか、また勝ち組投資家との間に投資スタイルの違いが見られるかについて調べたところ、高金利国との金利差縮小を受けて予想通り長期トレーディングが減少。短期トレーディングが増加していることが分かった。また、勝ち組投資家の特徴については平均レバレッジが約85倍に。最大では300倍のトレーディングでも安定して勝っている投資家がいるなど、勝ち組投資家も総じてレバレッジが高めであることが示された。
短期トレーディング、逆張りポジション、メジャーカレンシー取引が増加傾向に
サブプライム問題に端を発した現在の金融危機において、為替市場も急変動。ドル円は07年に124円台でピークアウトして以降、最大時の下げ幅は30%近くに達した。また、各国中央銀行も金融危機が実体経済へと波及する中で、断続的な金融緩和を実施。以前は高金利通貨の代表格であったオセアニア通貨も、金利引き下げの影響から円やスイスフランのようなファンディング通貨との金利差が縮小しており、今や「相対的高金利通貨」と言わざるを得ない状況となっている。こうした環境下でも次々と参入してきた個人投資家だが、金融危機を受けてその投資スタイルにはどういった変化が見られたのか。また、金融危機を経ても金融資産を増やした「勝ち組投資家」にはどういった特徴が見られたのか。TCFRは今回、為替証拠金会社を対象にアンケートを実施。マニュアル本などでは見えてこない個人投資家の動向を探ってみた。